⌛️️ご支援のお願いーー
カオスラからの損害賠償請求を受けて
2025年11月25日
Be with Ayano Anzai
Be with Ayano Anzai
安西彩乃さんはカオスラ在職中に、元代表である黒瀬陽平氏によって労働面でも性的にも搾取されている状況に直面し、セクシャルハラスメントの被害を訴えた結果として、望まぬ退職に追い込まれました。安西さんは対話による解決を試みましたが、カオスラ側は対等な話し合いの場を設けるなど、安西さんの立場を踏まえた適切な対応を行うことはありませんでした。安西さんはやむにやまれぬ思いで、自身の経験をnote上で公表して問題提起を行いましたが、その結果カオスラ側から2件の名誉毀損訴訟を提起され、多額の賠償金の支払い義務を一人で負うこととなりました。
現行の法制度のもとでは、ハラスメントの被害を公表した当事者が、加害側からの名誉毀損訴訟を通じて、経済的に追い詰められてしまうという状況は、本件以外にも広く存在しています。本団体は、安西さん一人にこの負担を背負わせず、またこうした事例が前例となって、同様の被害者が委縮し、声をあげられなくなるような事態を作らないために、支援金を用いて賠償金の補填を行いたいと考えています。
安西さんがハラスメントの被害を受け、それに対して抗議の声をあげたことによって、損害賠償支払いを一人で抱えなければならなくなったこの状況をともに問題視し、支援してくださる方を募るため、支援金の使用方針について改めてお知らせし、寄付のご協力を改めてお願い申し上げます。
現行の法制度のもとでは、ハラスメントの被害を公表した当事者が、加害側からの名誉毀損訴訟を通じて、経済的に追い詰められてしまうという状況は、本件以外にも広く存在しています。本団体は、安西さん一人にこの負担を背負わせず、またこうした事例が前例となって、同様の被害者が委縮し、声をあげられなくなるような事態を作らないために、支援金を用いて賠償金の補填を行いたいと考えています。
安西さんがハラスメントの被害を受け、それに対して抗議の声をあげたことによって、損害賠償支払いを一人で抱えなければならなくなったこの状況をともに問題視し、支援してくださる方を募るため、支援金の使用方針について改めてお知らせし、寄付のご協力を改めてお願い申し上げます。
経緯と現在の状況
2件の名誉毀損訴訟の判決により、安西さんは原告3者に対して各55万円、合計165万円(利子等を含め約180万円超)の損害賠償を支払うよう命じられました。
その後、カオスラの申し立てにより、2024年11月には動産執行(強制執行官が自宅に立ち入り、財産となりそうな物品を差し押さえる手続き)が、2025年5月には財産開示手続き(裁判所にて勤務先等の財産に関連する情報を開示する手続き)が行われました。2025年6月には安西さんの勤務先への給与差押えが開始され、すでに安西さんの給与から損害賠償の一部の支払いが行われています。
問題の発端であるハラスメントによって職を失い、心身を損ねた安西さんが、再び築きつつあった生活基盤からさらに金銭を支払わなければならない状況は、被害の重層化にほかなりません。2025年8月以降、支援団体は安西さんへ、みなさまの寄付による支援金を用いて、安西さんが支払った損害賠償金額を補填しています。
2件の名誉毀損訴訟の判決により、安西さんは原告3者に対して各55万円、合計165万円(利子等を含め約180万円超)の損害賠償を支払うよう命じられました。
その後、カオスラの申し立てにより、2024年11月には動産執行(強制執行官が自宅に立ち入り、財産となりそうな物品を差し押さえる手続き)が、2025年5月には財産開示手続き(裁判所にて勤務先等の財産に関連する情報を開示する手続き)が行われました。2025年6月には安西さんの勤務先への給与差押えが開始され、すでに安西さんの給与から損害賠償の一部の支払いが行われています。
問題の発端であるハラスメントによって職を失い、心身を損ねた安西さんが、再び築きつつあった生活基盤からさらに金銭を支払わなければならない状況は、被害の重層化にほかなりません。2025年8月以降、支援団体は安西さんへ、みなさまの寄付による支援金を用いて、安西さんが支払った損害賠償金額を補填しています。
寄付の目的と内訳
当初設定した支援金目標金額はまもなく達成の見込みです。2024年9月にすべての訴訟が終了したことにより、弁護士費用や損害賠償金額が定まったため、改めて支援金目標額を改訂しました。引き続き寄付のご協力をお願い申し上げます。
本寄付は以下の用途に充てられます。
高額な損害賠償金のほか、最終的に3件もの訴訟に至ったことにより、当初の想定よりも多くの弁護士費用が発生しています。代理人弁護士からは、損害賠償金を優先的に支払い、弁護士費用の支払いについてはその後に改めて相談しましょうとのご厚意を賜っていますが、安西さんおよび団体としては時間をかけてでもお支払いをする意向です。
当初設定した支援金目標金額はまもなく達成の見込みです。2024年9月にすべての訴訟が終了したことにより、弁護士費用や損害賠償金額が定まったため、改めて支援金目標額を改訂しました。引き続き寄付のご協力をお願い申し上げます。
目標金額:195万円
本寄付は以下の用途に充てられます。
- 今後支払いが必要な損害賠償金および利子
- 弁護士費用
- 今後1年間の支援団体の維持費(会計費、会計に伴う人件費、レポート執筆依頼費、ウェブサーバー代等)
高額な損害賠償金のほか、最終的に3件もの訴訟に至ったことにより、当初の想定よりも多くの弁護士費用が発生しています。代理人弁護士からは、損害賠償金を優先的に支払い、弁護士費用の支払いについてはその後に改めて相談しましょうとのご厚意を賜っていますが、安西さんおよび団体としては時間をかけてでもお支払いをする意向です。
ご支援のお願い
ハラスメント被害によって仕事やその後のキャリアを失い収入を絶たれ、心身ともに困難な状況にあった頃から今まで、訴訟の手続きや二次加害への対応等と並行して、安西さんは自身の回復のために力を尽くしてきました。そうしてこの5年の間に安西さんが築いてきた現在の生活から、今も相手方に金銭を奪われ続けることは到底納得できるものではありません。元のハラスメント被害に加えて、長期にわたって被害当事者ひとりが金銭的・時間的な負担を負うという現状は、加害側にとってはスラップ訴訟のハードルが下がり、同様の被害の渦中にある人には脅威となるでしょう。この理不尽な構造から、社会的な連帯によって安西さんを守る必要があると当団体は考えます。皆さまのご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。
ご支援はこちらより承っています。
ハラスメント被害によって仕事やその後のキャリアを失い収入を絶たれ、心身ともに困難な状況にあった頃から今まで、訴訟の手続きや二次加害への対応等と並行して、安西さんは自身の回復のために力を尽くしてきました。そうしてこの5年の間に安西さんが築いてきた現在の生活から、今も相手方に金銭を奪われ続けることは到底納得できるものではありません。元のハラスメント被害に加えて、長期にわたって被害当事者ひとりが金銭的・時間的な負担を負うという現状は、加害側にとってはスラップ訴訟のハードルが下がり、同様の被害の渦中にある人には脅威となるでしょう。この理不尽な構造から、社会的な連帯によって安西さんを守る必要があると当団体は考えます。皆さまのご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。
ご支援はこちらより承っています。
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