黒瀬陽平氏と合同会社カオスラによるハラスメントの経緯


2019-04

株式会社ゲンロンと合同会社カオスラの共同事業である「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」の第5期が開講。かねてより美術関係の場において面識があり、新芸術校で主任講師を務める黒瀬陽平氏(以下黒瀬氏)の打診を受け、安西彩乃氏(安西氏)が株式会社ゲンロンとの業務委託契約を締結。TA(ティーチングアシスタント)として勤務を開始する。

2019-05

黒瀬氏の打診により、安西氏がカオスラのアルバイトスタッフとしても勤務を開始。
カオスラでの勤務を開始してすぐより、黒瀬氏によるセクシャルハラスメントが発生。 雑務という名目で他スタッフよりも数時間早い集合時間を指定し、スタジオに2人きりになる状況で身体的接触を行うなど。身体的距離をとる、指定された時間に大幅に遅刻して2人きりになる場面を避けるなどしてやり過ごそうとするが、段階的に発展し、やがて性関係の要求に至る。

2019-07

度重なる要求を断り続けることが難しくなり、安西氏が性関係の要求に応じる。
同時期、安西氏は特定のカオスラ関係者より「安西は能力ではなく黒瀬に気に入られているために仕事を与えられている」「黒瀬と性関係があるのではないか」などと言われることが続き、女性であるという理由で実態と正反対の評価を受けることに落胆し、徐々に自己評価が低くなっていった。

2019-09

黒瀬氏がキュレーターを務める展覧会に、黒瀬氏の依頼により安西氏が設営補助として参加。
当初は3日間の設営補助の依頼だったが、現場の手が足りていないからという理由で他の業務もサポートするうちに、会場時間中の責任者としてスタッフの確保や指揮等を任される。最終的には約1ヶ月の会期のほとんど全日会場で勤務することとなり、かなりの拘束時間と仕事量となる。
この勤務において、黒瀬氏が無意識的であろうと、労働力の搾取の構造を担わさていることに危機意識を感じた安西氏が黒瀬氏に改善を要求。黒瀬氏の快諾を経て、安西氏はアーティストコレクティブ「カオス*ラウンジ」および合同会社カオスラのマネージャーとしての役職を得て、その後の活動に継続的に携わることとなる。

2019-10

安西氏がカオスラでのマネージャー業務を開始。
それまで黒瀬氏がほとんど1人で行っていたカオスラの日常業務を2人で分担し行う体制となる。

2019-11

黒瀬氏がキュレーションを務めた展覧会の搬出を終え、安西氏がカオスラのマネージャーとして本格的に業務に取り組むようになる。カオスラには複数人で業務を分担するためのフローがなかったため、スタジオ外部にて黒瀬氏と安西氏の2人で仕事をすることがそれ以前よりも飛躍的に増える。
仕事という名目のもと集合するとホテルに誘われる、仕事を終えるとそのままホテルに直行するなど、業務上の関係性とプライベートが混同しながら安西氏への性的要求が頻繁に繰り返される。

2019-12

業務とプライベートの混同・黒瀬氏とのコミュニケーション不全によりストレスが募り、安西氏が精神的に不調をきたす。 精神的に限界である、仕事は続けたいが現在の関係性はこれ以上続けられないという旨を安西氏より黒瀬氏へ相談。黒瀬氏は「恋愛関係であると共有しているつもりでいた」と返答の上、「仕事上のパートナーであることは変わらず、個人的には恋人として関わりたい」と提案。状況の改善を望み安西氏がこれを承諾。

2020-01

安西氏は恋愛関係を受け入れて以降、一時的には精神的負担が軽減。しかし、仕事とプライベートどちらにおいても関係性が不均衡であるという事情に変化はなく、仕事への影響の懸念から安西氏は黒瀬氏に対し恋愛関係の解消を提案。 黒瀬氏はこれを拒否。
同様の会話が頻度を上げて繰り返され、黒瀬氏は次第に「恋愛関係を終えるなら仕事を辞めてもらう」と仕事を盾に交際継続を求めるようになる。平行線のやりとりが5月の発覚まで断続的に繰り返される。

2020-04

新芸術校第6期が開講。安西氏は引き続きTAとして勤務。

2020-05-07

黒瀬氏の家庭内において、安西氏と黒瀬氏の間に性関係があることが発覚。
黒瀬氏は安西氏に対し「妻に不貞が発覚したためこのままだと離婚になる上に妻から訴訟を起こされる」として「自分はカオスラの代表を下りるが、安西はカオスラも新芸術校も辞めろ」と要求。

2020-05-08

黒瀬氏が安西氏に対し、勤務地であるカオスラのスタジオへの出入りおよび業務連絡用チャットでの発言をしないよう要求。

2020-05-09

安西氏の元に黒瀬氏の妻の代理人弁護士から不貞問題に関する内容証明郵便が到着。
不貞行為の慰謝料の支払いおよび以後黒瀬氏・カオスラ・ゲンロンに一切接触をしないように約束せよ、との要求。
これを受け、安西氏が不貞問題に関する代理人弁護士を雇用。以後は代理人弁護士を通じての示談となる。

2020-05-10

黒瀬氏は安西氏に対し「いま顔を合わせると状況が悪化する」と言い、新芸術校の授業を欠勤するよう要求。
安西氏は新芸術校の授業運営に支障をきたすと同時に今後の安西氏の立場を危うくさせるとしてこの要求を拒否するが、黒瀬氏が要求を取り下げず話が平行線となり、最終的に安西氏が折れる形に。安西氏よりゲンロンへ次週授業のリモートワーク化を申し出、承諾を得る。

2020-05-14

安西氏よりカオスラ社員のF氏(以下社員F氏)とスタッフのK氏(以下スタッフK氏)に対しそれまでの経緯を簡潔に説明。
黒瀬氏との関係性が黒瀬氏の妻の知るところとなりトラブルとなっている旨、スタジオに出勤できずリモート業務となるため協力を得たい旨を伝え了承を得る。
同日、黒瀬氏は安西氏に対して先週同様に17日の新芸術校授業も欠勤するよう要求。しかし安西氏はこれを拒否し続け、黒瀬氏の要求を押し切り出勤。

2020-06-01

安西氏が自身の代理人弁護士を通じ、内容証明に記されている複数の要求のうち、カオスラおよびゲンロンからの辞職・接触禁止の要求には応じられない旨を黒瀬氏の妻の代理人弁護士へ返答。

2020-06-02
安西氏の返答により妻が激怒しているとして、黒瀬氏が安西氏に対しカオスラおよびゲンロンを辞職するよう強く要求。安西氏は交渉外での辞職要求を不当であると拒否するも、黒瀬氏は「自分の独断で安西をカオスラから解雇する」と主張し続けた。
安西氏は、当時社員であった社員F氏・社員U氏を交えた会議を開き、会社としての公正な判断を仰ぐことを提案。黒瀬氏がこれを承諾。

2020-06-05

黒瀬氏・社員F氏・安西氏、社員F氏の提案によりスタッフK氏が参加し4名での会議を実施。社員U氏には黒瀬氏が呼び掛けることとなっていたが、黒瀬氏は約束と異なり社員U氏に事情を伝えておらずU氏は不在であった。
会議の内容は安西氏への自己退職の強要、安西氏の処分についてなど。黒瀬氏の処分は保留とされた。大部分をスタッフK氏が発言し、黒瀬氏と社員F氏の発言はほとんどなされないまま進行。 安西氏はスタッフK氏の終始威圧的な態度から冷静な議論ができないと判断、またカオスラとの対立を避けるためカオスラを辞めることを承諾し、安西氏の退社が決定。

2020-06-13

スタッフK氏より安西氏へ退職に関するメールが送られる。
7月末までに引き継ぎを完了し退職するとされていたが、その後、業務用チャットからの強制退出、共有ファイルの権限削除、スタッフとの個別連絡の制限などの操作により安西氏の業務継続が実質的に不可能な状態となる。

2020-06-22

スタッフK氏・社員F氏・安西氏のグループチャットにて、安西氏が退職手続きの担当者をスタッフK氏から変更するよう求めるが、社員F氏からの返答は無く、スタッフK氏は自身が対処するとし改善は見られなかった。 これにより安西氏はカオスラとの交渉を断念。8月14日まで接触していない。同様にスタッフK氏との連絡も7月11日を最後に絶っている。

2020-06-24

安西氏・黒瀬氏間で合意締結。
黒瀬氏が安西氏へ関係性を強要したことによる精神的損害に対し、黒瀬氏が安西氏へ賠償金を支払うという内容。
この間も解雇に関しては問題化しており、退職手続きに納得できないため担当者をスタッフK氏から変更するよう安西氏は黒瀬氏に求めていた。黒瀬氏は「スタッフKに伝える」と返答したが、その後も状況の改善は見られなかった。

2020-07-17
安西氏が黒瀬氏・カオスラなどの固有名を出さずに不当な状況に置かれている旨をツイート。ハラスメント加害者の発覚後の不当な対応とそれによって受けた精神的苦痛や、同加害者が他の差別反対のアクションに賛同していることへの疑問や不安について言及。
精神状況を心配したゲンロン代表のU氏(以下ゲンロン代表U氏)が安西に連絡し事情を尋ね、安西氏はカオスラとの間でトラブルを抱えている旨を申告。19日にゲンロンと安西氏で面談・事情聴取を行うことが決定。

2020-07-19

ゲンロン代表U氏、創業者のA氏(以下ゲンロン創業者A氏)に対し安西氏が一連の経緯を説明。
ゲンロン代表U氏および創業者A氏は5時間にも及ぶ詳細な聴取のもと、事実であれば重大なことであるとしてカオスラへの事情聴取を含む調査の実施を決定。

2020-07-22

一連の問題について、ゲンロンがカオスラに対し事情聴取。
カオスラからは黒瀬氏・社員F氏・社員U氏・スタッフK氏が、ゲンロンからは代表U氏・創業者A氏・取締役T氏が出席。黒瀬は調査への協力を拒否(黙秘)。同席者(社員F・スタッフK)も黒瀬に準じ聴取が行えなかったため、ゲンロンは調査協力の拒否を「重大な契約違反」として、カオスラとの共同事業契約の終了を決定。ゲンロンより新芸術校第5期および第6期受講生に対してのみプレスリリースに先立ちカオスラとの契約解除に関しメーリングリストにて周知。
同日、黒瀬氏およびスタッフK氏より安西氏へ謝罪のメッセージが入るが、安西氏は対応せず。

2020-07-23

ゲンロンがプレスリリース『合同会社カオスラとの契約解除について』を発表。
新芸術校の事業内において重大な契約違反が確認されたとしてカオスラとの契約を解除し、黒瀬氏の講師退任を決定したことが公表される。
同日、黒瀬氏が新芸術校講師を退任。

2020-07-24

カオスラがプレスリリース『弊社代表社員によるパワーハラスメントについて』を発表(現在は削除済)。
黒瀬氏によるアシスタントスタッフへのパワーハラスメント行為および社員・スタッフの加担を認め、社員の総意により黒瀬氏を解任すること、第三者である弁護士に調査員として詳細の調査を依頼すること、また当該ハラスメントに関する謝罪を掲載。黒瀬氏がカオスラを退社。
この時点で数名の所属作家がカオスラを脱退した。

2020-07-27

社員F氏が加担の事実を認め、自身のTwitterにて謝罪文を掲載(現在は削除済)。
当該ハラスメントへの自身の加担に対する反省と謝罪、カオスラでの職場環境の改善に向けて「男女比を整え、外部の人材を交えて再編」「ハラスメント防止に関わるコンサルタント・研修の導入」を検討中といった内容。
同日、スタッフK氏も自身の加担および退職要求を行った事実を認め、自身のTwitterにて謝罪文を掲載(現在は削除済)。
安西氏へ辞職を強要した事実に対する反省と謝罪、環境改善への意欲、自身が処分を受けることへの言及などの内容。

2020-08-01

安西氏がnoteにて『黒瀬陽平と合同会社カオスラによるハラスメントについて』と題したテキストを公開し、記事へのリンクをTwitterに投稿
内容はハラスメント以前の黒瀬氏・カオスラとの関係性、セクシャルハラスメント・恋愛関係の強要・不貞関係の発覚によるトラブル化以降の対応およびそれらに対する不信と懸念、告発へ至った経緯など。
記事に対しては大きな反響が起こり、美術業界における男性優位性への指摘やカオスラのホモソーシャルな活動体制についての疑問の声などが相次いだ。
また、カオスラから知らされていた情報が不正確であったとして所属作家からの不信感の表明が起こり、これをもって社員F氏を除くすべての所属作家がカオスラを脱退した。同時に社員U氏も退社。

2020-08-07

黒瀬氏の代理人弁護士より安西氏の代理人弁護士へ協議提案。
公開された告発文の内容を受け、安西氏との対話が最優先だとし黒瀬氏代理人弁護士より安西氏への聞き取りの場を設けることが提案された。
安西氏は代理人弁護士は不貞問題に限定した雇用であるため労働問題については関与しないことを説明の上、自身の代理人弁護士の情報を黒瀬氏に伝えていないにもかかわらず、なぜ連絡ができたのかを質問。パワーハラスメント被害側当事者が自分1人であり、その他の当事者・関係者が連帯することへの懸念をテキスト内で明言しているにもかかわらず、本来守られるべき個人情報の漏洩が起きているのではないかと強い不信感を表明。
黒瀬氏代理人弁護士より、黒瀬氏の妻の代理人弁護士と連絡を取り安西氏代理人弁護士の情報を共有したとの返答があったために、安西氏は黒瀬氏代理人弁護士を信頼し協議することは不可能であるとして、今後代理人弁護士を通じた協議には一切取り合わないと返答。 黒瀬氏代理人弁護士からは不信感の原因となった点についての謝罪はなく、協議拒否の連絡をもって自身は解任となったためこれ以降は黒瀬氏と協議をするようにとの対応であった。

2020-08-14

カオスラ新代表となった社員F氏より安西氏へ協議提案。
ハラスメント発覚後の対応やカオスラ側の態度に対する反省、それまでの運営体制の問題点に触れ、意見交換の場を設けることを提案した。また、「反省と和解へ向けたリリース」として、7月24日のプレスリリースを訂正し改めて公表することについて安西氏へ意見を求めた。
これを受け安西氏は、現段階で告発以前の当事者間の対応によって失われた信頼は大きく、和解の実現に懸念があると返答、これを踏まえた双方の意向について社員F氏へ改めて問うと、その時点で大きな相違は確認されなかった。

2020-08-15

カオスラからの協議提案に対し、安西氏がプレスリリース訂正案と実態との齟齬への指摘、今後の協議プロセス設計の提案、懸念点等についてカオスラ側へ返答。
しかしカオスラ側からは返答がないままに時間が経過し、安西氏は「これまでの対応からは事態の深刻さを理解していないことが見受けられ、事態は進展どころか後退していると感じられる」として協議の終了を検討中であるとふたたび連絡。
これに対してカオスラ側が「返答に時間がかかるのはよく読み込んで検討するため」「来週中には返答する」と遅鈍な対応を続けたために、安西氏は「自分がどんな気持ちで日々を過ごしているのかを想像したことはあるか、加害者側に括られ批判を受けている関係者がいることを理解しているのか」と伝え、返答期日を設けた上で「真摯な対応を望む」と返答。これらのやりとりは8月31日までにすべてメールで行われた。

2020-08-15

黒瀬氏より安西氏へ協議提案。
代理人弁護士への連絡によって不信感を与えたことについての謝罪はあれど、本来の問題に関する謝罪や見識についての言及はなく、対面で話がしたいという内容。安西氏は不信感が拭えないとして、カオスラに対してと同様に和解の実現には懸念があることを前提とした上で、真摯な態度が見える限りはメールでの協議には対応すると返答。
しかし、黒瀬氏のその後の遅鈍な対応や、6月24日に交わした合意にある賠償金の支払いについての無断での滞り、今後も同様に支払いがなかった場合には法的措置をとるためとした現住所の開示請求に対する拒否等、不誠実な対応が8月30日まで続いた。
安西氏は精神的苦痛により協議の継続を断念し、8月28日以降は黒瀬氏のメールに対して返答をせずにいたが、9月14日には黒瀬氏より協議継続を求める旨の連絡が入り、10月11日には安西氏より協議終了を申し出る。

2020-08-30

告発後のカオスラの対応に関して、安西氏がTwitterにて心情をツイート
反省なく安西氏側へ負担を強いる不誠実な対応、それらの対応と対外的な発信との矛盾に関する指摘、黒瀬氏の教育機関での活動継続への疑問などの内容。また、関係者による二次加害被害についても言及
同時期、カオスラ関係者に対して黒瀬氏より「自分は強制わいせつ等の刑事罰に問われるようなことはしていない。退社には正当な理由があり、フローにも問題がなかった。カオスラから近々リリースが出る」といった内容の弁解のメールが送られる。確認できる限りでも、類似の内容のメールが2020年末頃まで継続して各所に送信された。

2020-09-01
安西氏・カオスラ(社員F氏)が協議の継続について通話で協議。後半は元社員U氏が同席。
社員F氏は「社員F・スタッフKの両氏はハラスメントに加担していない」と主張し、告発文の公開の停止・訂正文の掲載・謝罪を要求。パワハラに関しては黒瀬氏のみが加害者である、そもそも不貞をした安西が悪いという発言もあった。これを受け、安西氏が協議の終了を申告。カオスラ・安西間の協議が終了。

2020-10-11
8月30日の黒瀬氏からの連絡以降、黒瀬氏の不誠実な対応に疲弊し返答をしていなかった安西氏が、協議継続は不可能だという意思を明示の上、協議終了を申し出る。

2020-10-16
カオスラが安西氏・note株式会社を提訴。この時点では安西氏・note側は提訴の事実をまだ認知していない。

2020-10-18
安西氏・黒瀬氏間での協議が終了。
10月11日の安西氏の協議終了の申し出に対し、黒瀬氏が継続の提案をするも安西氏が拒否したため、黒瀬氏が終了を了承した。

2020-10-20
カオスラがプレスリリース『2020年7⽉24⽇のプレスリリースにおける調査報告とお知らせ』を発表。
前回プレスリリースにおける「調査」の結果、リリース内容は「不正確」であったとして撤回の上、協議の段階において安西氏による「不法行為となりうる複数の問題」を確認し、東京裁判所に訴状を提出したなどの内容。
なお、安西氏はカオスラ側による一切の調査を受けた事実はない。また、協議を進める上で発覚したという安西氏による「不法行為となり得る複数の問題」については〈訴訟1〉訴状の中でも言及されていない。

2020-10-24
〈訴訟1〉安西氏の元に、東京地方裁判所による〈訴訟1〉第1回口頭弁論期日呼出状及び答弁書催告状およびカオスラによる〈訴訟1〉訴状が到着。
安西氏の記事にあるハラスメントの事実は存在せず記事内容は虚偽であるとし て、人格権の侵害・名誉棄損を主張し、安西氏とnoteに対し当該記事の削除、安西氏に対し賠償金の支払いを請求する内容。
このリリースを見た複数の関係者より安西氏に支援を申し出る連絡が入り、支援チームが徐々に構築され、後の支援団体(当団体)の設立に至る。

2020-11-05

支援者の紹介により、安西氏の代理人弁護士 として山口元一弁護士が着任。
カオスラの〈訴訟1〉訴状に対する主張・反論の作成に着手。以降、安西氏と山口弁護士は訴訟対応をともにすることとなる。
11月30日の第一回口頭弁論での提出を目標として、詳細な事情共有と厳密な確認作業を踏みながら書面を作成。

2020-11-30
〈訴訟1〉第1回・口頭弁論

□ 2020年11月30日・13:30
□ 東京地方裁判所614号法廷

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|光股弁護士
□ 被告安西|山口弁護士
□ 被告note|なし

■ 提出書面
□ 原告(カオスラ)|訴状、甲1-12
□ 被告安西|答弁書
□ 被告note|なし

■ 内容
安西が一連の問題についての詳細な経緯説明・それらの根拠の提示・訴状にあるカオスラの主張に対する反論として答弁書を提出。
noteによる主張は次回期日にて提出予定。


2020-12-25
noteがカオスラの〈訴訟1〉訴状に対する主張・反論として〈訴訟1〉準備書面1を提出。
詳細な事実関係は不知であるとした上で、カオスラが一度はハラスメントの事実を自ら認めており、かつ安西氏によるテキストはその事実を体験していなければ記述し得ない内容であるとして、安西氏の主張を援用するという内容。
仮に判決によって安西氏の投稿が不法行為であると認められた場合は当該記事を削除するとしている。

2021-02-01
安西氏の民事訴訟および被害回復の支援を目的とする本支援団体「Be with Ayano Anzai」が本webサイトを公開。

安西氏側がカオスラ・黒瀬氏・社員F氏・スタッフK氏を提訴。 〈訴訟2〉訴状を東京地方裁判所へ提出した。
当時代表であった黒瀬氏による1ヶ月もの継続的な辞職要求、黒瀬氏・社員F氏・スタッフK氏による組織的な辞職強要および不当解雇に対し、パワーハラスメントにあたる不法行為であるとを指摘の上、雇用契約上の権利の確認(解雇の取り下げ)、判決日までの未払い賃金の支払い、精神的損害の賠償を求める内容。

2021-02-02
合同会社カオスラが〈訴訟1〉第2回口頭弁論に向けて、安西に対する主張・反論として〈訴訟1〉準備書面1を提出。

2021-02-08
〈訴訟1〉第2回口頭弁論

□ 2021年2月8日・13:15
□ 東京地方裁判所614号法廷

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|光股弁護士
□ 被告安西|山口弁護士
□ 被告note|服部弁護士、納谷優華子弁護士

■ 提出書面
□ 原告(カオスラ)|準備書面1
□ 被告安西|準備書面1/乙A1~5
□ 被告note|準備書面1

■ 内容
提出書類の取り交わしが行われた。
次回期日からは非公開の弁論準備手続となることが決定。


2021-02-18
安西側が〈訴訟2〉訴状訂正の申立書を東京地方裁判所へ提出。

2021-02-25
安西氏が提起した〈訴訟2〉の第1回口頭弁論期日が4月22日に決定。

2021-03-19
〈訴訟1〉第3回弁論準備

□ 2021年3月19日・16:00
□ 東京地方裁判所南12階民事42部

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|光股弁護士
□ 被告安西| 安西、山口弁護士
□ 被告note|服部弁護士、深澤弁護士

■ 提出書面
□ 原告(カオスラ)|なし
□ 被告安西|準備書面2/乙A6-11
□ 被告note|準備書面2

■ 内容
代理人弁護士の山口弁護士とともに、安西氏も出頭。
被告である安西・noteがカオスラに対する主張・反論をそれぞれ提出。
弁論準備の内容は非公開だが、裁判官の指揮のもと争点の整理のための協議が行われた。

2021-04-22
〈訴訟2〉第1回口頭弁論

□ 2021年4月22日・13:30
□ 東京地方裁判所北709号法廷

■ 出頭
□ 原告(安西)|山口弁護士
□ 被告黒瀬|水口弁護士
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|不出頭

■ 提出書面
□ 原告|訴状訴状訂正の申立書準備書面1
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|答弁書
□ 被告黒瀬|答弁書

■ 内容
提出書類の確認のみ。
被告である黒瀬、合同会社カオスラ・社員F・スタッフKは、〈訴訟2〉訴状等に対する認否・反論を次回までに各自提出予定。
次回よりweb会議による弁論準備手続となることが決定。

2021-04-23
〈訴訟1〉第4回弁論準備

□ 2021年4月23日・16:30
□ 東京地方裁判所612号法廷

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|光股弁護士+もう1名の弁護士
□ 被告安西|山口弁護士
□ 被告note|服部弁護士

■ 提出書面
□ 原告(カオスラ)|準備書面2/甲13~14
□ 被告安西|なし
□ 被告note  なし

■ 内容
カオスラが、6月5日に行われた退職強要の認否を争っている会議の録音とその反訳を証拠として提出。
弁論準備手続のため内容は非公開だが、裁判官の指揮のもと争点の整理が行われた。

2021-06-10
〈訴訟2〉第2回・弁論準備

□ 2021年6月10日・13:30
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(安西)|山口弁護士、丸山弁護士
□ 被告黒瀬|水口弁護士
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|高橋弁護士

■ 提出書面
□ 原告(安西)|準備書面2/甲24の1~2・甲25
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|準備書面1
□ 被告黒瀬|準備書面1

■ 内容
〈訴訟2〉訴状等に対する認否・反論として、黒瀬、合同会社カオスラ・社員F・スタッフKがそれぞれ主張・反論を提出。 安西は主張の補充を提出。
弁論準備のため内容は非公開だが、裁判官の指揮のもと争点の整理が行われた。

2021-06-11
〈訴訟1〉第5回・弁論準備

□ 2021年6月11日・11:00
□ 東京地方裁判所606号法廷

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|高橋弁護士、吉澤弁護士
□ 被告安西|安西、山口弁護士
□ 被告note|服部弁護士

■ 提出書面
□ 原告(カオスラ)|準備書面3
□ 被告安西|準備書面3
□ 被告note|なし

■ 内容
安西はカオスラに対する主張・反論のほか、カオスラが提出した録音反訳における訂正箇所の指摘、その他証拠を提出。
弁論準備手続のため内容は非公開だが、裁判官の指揮のもと争点の整理が行われた。


2021-07-12
〈訴訟1〉第6回・弁論準備

□ 2021年7月12日・11:00
□ 東京地方裁判所614号法廷

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|高橋弁護士
□ 被告安西|安西、山口
□ 被告note|服部弁護士

■ 提出書面
□ 原告(カオスラ)|準備書面4/甲15の1~3
□ 被告安西|準備書面4準備書面5/乙A16~22
□ 被告note|なし

■ 内容
弁論準備手続のため内容は非公開だが、裁判官の指揮のもと今後の進行についての協議が行われた。
カオスラが安西に対し和解協議を申し入れる。安西は具体的提案がない現時点では回答しようがないとして、具体的提案がなされた時点で検討すると回答。


2021-09-03
〈訴訟1〉第7回弁論準備

□ 2021年9月3日・16:30
□ 東京地方裁判所614号法廷

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|高橋弁護士
□ 被告安西|安西、山口弁護士
□ 被告note|服部弁護士

■ 提出書面
□ 原告(カオスラ)|準備書面5
□ 被告安西|なし
□ 被告note|なし

■ 内容
弁論準備手続のため内容は原則非公開だが、裁判官の指揮のもと争点の整理と、カオスラより提案された和解条項案(カオスラの希望により非公開)について協議が行われた。


〈訴訟2〉第3回・弁論準備

□ 2021年9月3日・10:00
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(安西)|安西、山口弁護士、丸山弁護士
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|高橋弁護士
□ 被告黒瀬|水口弁護士

■ 提出書面
□ 原告(安西)|準備書面3準備書面4準備書面5/甲26~31
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|準備書面2
□ 被告黒瀬|なし

■ 内容
弁論準備手続のため内容は非公開だが、裁判官の指揮のもと主張・今後の進行の整理が行われた。

2021-10-18
〈訴訟2〉第4回・弁論準備

□ 2021年10月18日・16:30
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(安西)|山口弁護士、丸山弁護士
□ 被告黒瀬|水口弁護士
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|高橋弁護士

■ 提出予定
□ 原告(安西)|準備書面6兼求釈明申立書甲32(専門家による意見書)
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|なし
□ 被告黒瀬|準備書面2

■ 内容
弁論準備手続のため内容は非公開だが、裁判官の指揮のもと双方の主張内容の整理と書面の取り交わしが行われた。


2021-10-29
〈訴訟1〉第8回・弁論準備

□ 2021年10月29日・11:30 
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|高橋弁護士
□ 被告安西|山口弁護士
□ 被告note|服部弁護士

■ 提出書面
□ 原告(カオスラ)|準備書面6
□ 被告安西|乙A23(専門家による意見書)
□ 被告note|なし

■ 内容
弁論準備手続のため内容は非公開だが、裁判官の指揮のもと書面の取り交わしが行われた。


2021-12-03
〈訴訟1〉第9回・弁論準備

□ 2021年12月3日・11:00
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|高橋弁護士
□ 被告安西|丸山弁護士
□ 被告note|服部弁護士

■ 提出書面
□ 原告(カオスラ)|準備書面7準備書面8
□ 被告安西|準備書面7準備書面8/乙A24-26
□ 被告note|なし

■ 内容
□ 弁論準備手続のため内容は非公開だが、裁判官の指揮のもと書面の取り交わしと今後の主張予定の確認が行われた。


2021-12-06
〈訴訟2〉第5回・弁論準備

□ 2021年12月6日・10:30
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(安西)|山口弁護士、丸山弁護士
□ 被告黒瀬|水口弁護士
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|高橋弁護士

■ 提出書面
□ 原告(安西)|準備書面7準備書面8兼上申書/甲33-35
□ 被告黒瀬|なし
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|準備書面3/乙A3

■ 内容
□ 弁論準備手続のため内容は非公開だが、裁判官の指揮のもと書面の取り交わしと進行の確認が行われた。

2022-01-13
〈訴訟2〉第6回・弁論準備

□ 2021年1月6日・16:00
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(安西)|山口弁護士、丸山弁護士
□ 被告黒瀬|水口弁護士
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|高橋弁護士

■ 提出書面
□ 原告(安西)|準備書面9
□ 被告黒瀬|準備書面3
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|準備書面4

■ 内容
□ 弁論準備手続のため内容は非公開だが、裁判官の指揮のもと書面の取り交わしと進行の確認が行われた。
□  双方の主張は今回で終了。次回期日までに原告・被告側より尋問請求書・陳述書が提出されたのち尋問の日程を決定し、次々回期日より尋問が開始される予定。

2021-12-03
〈訴訟1〉第10回・弁論準備

□ 2021年12月3日・11:00
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|高橋弁護士
□ 被告安西|山口弁護士、丸山弁護士
□ 被告note|服部弁護士

■ 提出書面
□ 原告(カオスラ)|準備書面9/甲19
□ 被告安西|準備書面8
□ 被告note|なし

■ 内容
□ 弁論準備手続のため内容は非公開だが、裁判官の指揮のもと書面の取り交わしと今後の進行にかかわる整理が行われた。

2022-02-18
〈訴訟1〉第11回・準備手続

□ 2022年2月18日・ 16:00
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|高橋弁護士
□ 被告安西|山口弁護士、丸山弁護士
□ 被告note|服部弁護士


■ 提出書面
□ 原告(カオスラ)|準備書面10/甲20
□ 被告安西|なし
□ 被告note|なし

■ 内容
□ 弁論準備手続のため内容は非公開だが、裁判官の指揮のもと書面の取り交わしと今後の進行にかかわる整理が行われた。
□ 次回期日までに原告・被告安西側が尋問の要否を検討。


2022-03-16
〈訴訟2〉第7回・準備手続

□ 2022年3月16日・16:00
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(安西)|山口弁護士、丸山弁護士
□ 被告黒瀬|水口弁護士
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|高橋弁護士

■ 提出書面
□ 被告安西|陳述書(非公開)、尋問申出書
□ 被告黒瀬|陳述書(非公開)、証拠申出書
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|陳述書(非公開)証拠申出書|社員F証拠申出書|スタッフK

■ 内容
□ 裁判官の指揮のもと、次回の尋問の順番と時間を下記の通り決定した。

原告(安西)|主尋問30分、黒瀬反対尋問30分、カオスラ反対尋問15分
被告黒瀬|主尋問30分、原告反対尋問40分、カオスラなし
スタッフK・社員F|主尋問各15分、原告反対尋問各20分、黒瀬反対尋問各5分(なしの可能性あり)


2022-03-18
〈訴訟1〉第12回・準備手続

□ 2022年3月18日・16:30
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|高橋弁護士
□ 被告安西|山口弁護士、丸山弁護士
□ 被告note|服部弁護士


■ 提出書面
□ 原告(カオスラ)|上申書
□ 被告安西|尋問申出書
□ 被告note|なし

■ 内容
□ 弁論準備手続のため内容は非公開だが、裁判官の指揮のもと書面の取り交わしと今後の進行にかかわる整理が行われた。
□ 原告(カオスラ)側は尋問を行わないことが決定。
□ 被告安西側は〈訴訟2〉の尋問で不足がある限度で尋問を行う(不足がなければ行わない)ことが決定。

2022-05-10
〈訴訟1〉第13回・準備手続

□ 2022年5月10日・16:30
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|高橋弁護士
□ 被告安西|山口弁護士、丸山弁護士
□ 被告note|服部弁護士

■ 提出書面
□ 原告(カオスラ)|なし
□ 被告安西|準備書面10
□ 被告note|なし

■ 内容
□ 係属部の変更に伴い、裁判官が交代。
□ 弁論準備手続のため内容は非公開だが、裁判官の指揮のもと書面の取り交わしと主張・争点の整理が行われた。

2022-06-02
〈訴訟2〉第8回・尋問

□ 2022年6月2日・10:20
□ 東京地方裁判所北709法廷


原告(安西)|主尋問30分、黒瀬反対尋問30分、カオスラ反対尋問15分
被告黒瀬|主尋問30分、原告反対尋問40分、カオスラなし
スタッフK・社員F|主尋問各15分、原告反対尋問各20分、黒瀬反対尋問各5分(なしの可能性あり)


■ 備考
□ 原告の尋問を午前中に行い、昼休憩を挟んだのち、午後に被告らの尋問が行われた。

2022-06-30
〈訴訟1〉第14回・準備手続

□ 2022年6月30日・11:00
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|高橋弁護士
□ 被告安西|山口弁護士
□ 被告note|服部弁護士

■ 提出書面
□ 原告(カオスラ)|準備書面11
□ 被告安西|なし
□ 被告note|なし

■ 内容
□ 係属部の変更に伴い、裁判官が交代。(前回に続き、2度目の交代)
□ 弁論準備手続のため内容は非公開だが、裁判官の指揮のもと書面の取り交わしと主張・争点の整理が行われた。

2022-08-05
〈訴訟1〉第15回・準備手続

□ 2022年8月5日・11:40
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|高橋弁護士
□ 被告安西|山口弁護士
□ 被告note|服部弁護士

■ 提出書面
□ 原告(カオスラ)|準備書面12
□ 被告安西|訴訟2の尋問調書
□ 被告note|なし

■ 内容
□ 裁判官の指揮のもと書面の取り交わしと次回提出書類に関する指示が行われた。


2022-08-18
〈訴訟2〉第9回・弁論(結審)

□ 2022年8月18日・9:50
□ 東京地方裁判所北709号法廷

■ 出頭
□ 原告(安西)|山口弁護士
□ 被告黒瀬|水口弁護士
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|高橋弁護士

■ 提出書面
□ 被告安西|準備書面10
□ 被告黒瀬|準備書面4
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|準備書面5

■ 内容
□ 第9回をもって審理・取り調べが終了(結審)。
□ 次回11月17日に判決言い渡し


2022-09-14
〈訴訟1〉第16回・準備手続き

□ 2022年9月14日・16:30
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|高橋弁護士
□ 被告安西|山口弁護士
□ 被告note|欠席

■ 提出書面
□ 原告カオスラ|主張整理票
□ 被告安西|なし
□ 被告note|なし

■ 内容
□ 主張整理表の原告分は裁判所が作成したものによることとする旨同意。
□ 次回までに被告安西側が主張整理票を作成し提出。
□ 次々回結審予定。

2022-10-31
〈訴訟1〉第17回・準備手続き

□ 2022年10月31日・11:00
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|高橋弁護士
□ 被告安西|山口弁護士
□ 被告note|服部弁護士

■ 提出書面
□ 原告カオスラ|なし
□ 被告安西|主張整理票
□ 被告note|なし

■ 内容
□ 次回結審。
□ 原告から次回期日に追加証拠の予告。被告安西からは特に反論はせず予定通り結審。

2022-11-17
〈訴訟2〉判決

□ 2022年11月17日・9:50
□ 東京地方裁判所北709号法廷

■ 内容
□ こちらのページに詳細を掲載。
□ 原告である安西氏側は、不当な判決であるとして控訴を行う予定。


2022-11-24
東京地方裁判所による〈訴訟2〉第一審判決を受けて、安西氏がカオスラ・黒瀬氏・社員F・スタッフKに対する控訴を提起。〈訴訟2〉控訴状を東京高等裁判所に提出した。今後、約半年間にわたり控訴審が行われる。

2022-12-02
〈訴訟1〉第18回・準備手続き

□ 2022年12月2日・10:30
□ 東京地方裁判所712号法廷

■ 出頭
□ 原告(カオスラ)|高橋弁護士
□ 被告安西|山口弁護士
□ 被告note|服部弁護士


■ 提出書面
□ 原告カオスラ|準備書面13
□ 被告安西|なし
□ 被告note|なし


■ 内容
□ 第18回をもって審理・取り調べが終了(結審)
□ 次回2月24日に判決言い渡し

2023-01-13
〈訴訟2〉第一審判決を受けて控訴を提起した安西氏が、東京高等裁判所へ〈訴訟2〉控訴理由書を提出。

2023-02-24
〈訴訟1〉判決

□ 2023年2月24日・13:10
□ 東京地方裁判所712号法廷

■ 内容
□ こちらのページに詳細を掲載。
□ 安西さんは主にパワーハラスメントの事実認定について不服として控訴を行います。
□ 原告である合同会社カオスラから控訴が行われる可能性もあります。

2023-03-02
東京地方裁判所による〈訴訟1〉第一審判決を受けて、安西氏がカオスラに対する控訴を提起。〈訴訟1〉控訴状を東京高等裁判所に提出した。今後、約半年間にわたり控訴審が行われる。

2023-03-09
〈訴訟2〉控訴審期日1

□ 2023年3月9日・11:00
□ 東京高等裁判所709号法廷

■ 出頭
□ 原告(安西)|山口弁護士
□ 被告黒瀬|水口弁護士
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|高橋弁護士

■ 提出書面
□ 原告安西|控訴状控訴理由書控訴理由補充理由書/甲37-41
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|答弁書
□ 被告黒瀬|答弁書

■ 内容
□ カオスラは答弁書を当日提出
□ カオスラの書面が反論が必要なものであれば弁論再開することを条件に結審し、判決日指定
□ 5月18日に判決言い渡し

□ 裁判所から双方へ和解提案(一方ずつ裁判官と対話)
□ 次回3月23日に和解協議が行われることとなる

2023-03-23
〈訴訟2〉控訴審期日2

□ 2023年3月23日・11:00
□ 東京高等裁判所第2民事部

■ 出頭
□ 原告(安西)|山口弁護士
□ 被告黒瀬|水口弁護士
□ 被告カオスラ・社員F・スタッフK|高橋弁護士

■ 提出書面
□ なし

■ 内容
□ 裁判所から双方へ和解提案( 一方ずつ裁判官と対話 )
□ 次回、4月10日に和解協議が行われることとなる

2023-04-10
〈訴訟2〉控訴審期日3

■ 内容
□ 和解の可能性がないことが確認されたため、和解協議は行われず、期日取り消しとなった
□ 次回は5月18日に判決言い渡し

2023-05-18
〈訴訟2〉控訴審 - 判決

□ 2023年5月18日・13:20
□ 東京高等裁判所 北709号法廷

■ 内容
□ お知らせページに詳細を掲載。
□ 安西さんと弁護人は、この判決を一般的な事実認定から外れているとし、上告受理の申立てを行う予定です。


2023-05-30
〈訴訟1〉控訴審期日1

□ 2023年5月30日・11:30
□ 東京高等裁判所 511号法廷

■ 出頭
□ 控訴人安西|山口弁護士
□ 控訴人カオスラ|高橋弁護士
□ 被控訴人note|服部弁護士

■ 提出書面
□ 控訴人安西|控訴答弁書
□ 控訴人カオスラ|控訴理由書①控訴理由書②控訴答弁書/閲覧等制限申立書/甲36-50
□ 被控訴人note|控訴答弁書

■ 内容
□ 通常では控訴審では行われない弁論準備となったのは、裁判官が急遽異動したことにより3人揃わず弁論ができなかったためと裁判所より説明あり。
□ カオスラによる控訴理由書は理由を提示することもなく法律で定められた提出期日(控訴提起から50日以内)を大幅に超過し、控訴審期日直前に提出された。安西さんと株式会社noteからはそれぞれの控訴答弁書にて「故意又は重大な過失により時期に遅れて提出され、訴訟の完結を遅延させることとなるのがあきらか(安西さん)」「時機に後れた攻撃防御方法(株式会社note)」であり、「却下されるべき」と指摘されている。
□ 次回で結審し判決期日を決定予定


2023-05-31
東京高等裁判所による〈訴訟2〉控訴審判決を受けて、安西氏が上告受理申立て手続きを行う。〈訴訟2〉上告受理申立書を東京高等裁判所に提出した。

2023-06-29
〈訴訟1〉控訴審期日2

□ 2023年6月29日・15:00
□ 東京高等裁判所 511号法廷

■ 出頭
□ 控訴人安西|山口弁護士
□ 控訴人カオスラ|高橋弁護士
□ 被控訴人note|服部弁護士

■ 提出書面
□ 控訴人安西|なし
□ 控訴人カオスラ|なし
□ 被控訴人note|なし

■ 内容
□ 第18回をもって審理・取り調べが終了(結審)
□ 次回8月29日に判決言い渡し


2023-07-27
〈訴訟2〉の被告であったカオスラの社員F氏、スタッフK氏によって、安西さんを被告とした新たな損害賠償請求訴訟が提起された。原告側からは〈訴訟3〉訴状、証拠等(非公開)が提出された。内容は、訴訟1・2の判決を参照し、原告が違法な退職勧奨やハラスメント行為をおこなった事実は存在せず被告安西さんの投稿した記事内容を虚偽とし、これによって著しく社会的評価を低下させられたとして、安西さんから原告2名それぞれに対し賠償金110万円の支払いを求めるもの。

2023-08-02
5月に提起した上告受理申立の理由について、安西さんが〈訴訟2〉上告受理申立理由書を提出。

2023-08-29

〈訴訟1〉控訴審 - 判決

□ 2023年8月29日・13:15
□ 東京高等裁判所 511号法廷

■ 内容
□ お知らせページに詳細を掲載。
□ 安西さんと弁護人は、この判決の敗訴部分を不服として9月13日に上告を行いました。また、カオスラ側も9月8日に上告受理申立を行いました。
□ 今後、上告提起通知書の受領から50日以内に、安西さんは上告理由書を、カオスラ側は上告受理申立理由書を最高裁判所に提出する予定です。

2023-09-08
東京高等裁判所による〈訴訟1〉控訴審判決を受け、原告カオスラが上告受理申立を行う。

2023-09-13
東京高等裁判所による〈訴訟1〉控訴審判決を受けて安西さんが上告を行う。〈訴訟1〉上告状を提出した。

2023-09-19
原告カオスラが〈訴訟1〉上告受理申立書を提出。

2023-10-30
〈訴訟3〉第1回・弁論準備

□ 2023年10月30日・15:00
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(社員F・スタッフK)| 高橋弁護士
□ 被告安西 | 山口弁護士

■ 提出書面
□ 原告(社員F・スタッフK) | 訴状/甲1-13
□ 被告安西 | 答弁書

■内容
□書面確認の後、裁判官より和解の検討を含めた提案がなされる。訴訟1・2の内容を受けて争点の整理が行われた。


2023-11-10
2023-12-20
〈訴訟3〉第2回・弁論準備

□ 2023年12月20日・15:00
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(社員F・スタッフK)| 高橋弁護士
□ 被告安西 | 山口弁護士

■ 提出書面
□ 原告(社員F・スタッフK) | 準備書面1
□ 被告安西 | なし

■内容
□書面の確認が行われた。


2024-01-17
最高裁判所より、訴訟2の上告は受理されず、原判決を確定したとする〈訴訟2〉調書(決定)が到着。

2024-02-29
〈訴訟3〉第3回・弁論準備

□ 2023年2月9日・15:00
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(社員F・スタッフK)| 高橋弁護士
□ 被告安西 | 山口弁護士

■ 提出書面
□ 原告(社員F・スタッフK) | なし
□ 被告安西 | 準備書面1

■内容
□書面の確認が行われた。次回(3月21日)原告による反論が行われた後、結審となる予定。

2024-03-21
〈訴訟3〉第4回・弁論準備

□ 2023年3月21日・10:00
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(社員F・スタッフK)| 高橋弁護士
□ 被告安西 | 山口弁護士

■ 提出書面
□ 原告(社員F・スタッフK) | 第2準備書面
□ 被告安西 | なし

■内容
□書面の確認の他、裁判所より和解提案がなされた。被告安西さん側はこの和解案について検討後、次回(4月18日)返答する予定。

2024-04-18
〈訴訟3〉第5回・弁論準備

□ 2023年4月18日・15:00
□ 東京地方裁判所 web会議

■ 出頭
□ 原告(社員F・スタッフK)| 高橋弁護士
□ 被告安西 | 山口弁護士

■ 提出書面
□ 原告(社員F・スタッフK) | 準備書面3ほか
□ 被告安西 | なし

■内容
□書面の確認の他、和解について協議が行われた。被告安西さん側は提案された和解案には応じられないとして、和解は打ち切られた。次回(6月3日)被告安西さん側より反論を行い弁論は終了し、次々回判決がなされる予定。


2024-06-03
〈訴訟3〉第6回・弁論

□ 2024年6月3日・15:30
□ 東京地方裁判所 510号法廷

■ 出頭
□ 原告(社員F・スタッフK)| 高橋弁護士
□ 被告安西 | 山口弁護士

■ 提出書類
□ 被告 | なし
□ 原告 | なし


■ 内容
□弁論の終結が決定した。次回9月11日13:30より、同じく東京地裁510号法廷にて判決がなされる予定。


2024-06-14
最高裁判所より、訴訟1に関する最終決定の〈訴訟1〉調書(決定)上告人安西および〈訴訟1〉調書(決定)申立人カオスラが到着。被告安西さんの上告は棄却、原告カオスラが申立てていた上告受理申立は受理されず、原判決が確定した。

なお原判決に対し不服のある部分や理由により、不服申し立ての方法も異なる。「上告提起」は,原判決について憲法違反や法律に定められた重大な訴訟手続の違反事由が存在することを理由とする場合の不服申立ての方法で、「上告受理申立て」は,原判決について判例違反その他の法令の解釈に関する重要な事項を含むことを理由とする場合の不服申立ての方法である。(裁判所webサイトを参照)


2024-09-11
〈訴訟3 〉判決

□ 2024年9月11日・13:30
□ 東京地方裁判所510号法廷

■ 内容
□ こちらのページに詳細と団体の意見を掲載。
□ 被告安西さん側から控訴はせず判決が確定し、訴訟が終結しました。 これにより、訴訟1・2を含む全ての訴訟が終了しました。

〈更新日|2024-11-07 23:10 〉









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