プライバシー情報の流出に関するお詫びとお願い

1. 経緯11月17日19時頃、本団体のホームページにて書面「〈訴訟２〉判決｜東京地方裁判所」を公開いたしました。11月18日16時頃、黒瀬氏の代理人弁護士より本団体のメールアドレス宛に連絡があり、当該書面において黒瀬氏の住所情報が公開状態になっていることが判明いたしました。その後、即時に当該情報のマスキング処理を行い、同日16時30分頃、黒瀬氏の代理人弁護士を通しメールにて謝罪を行いました。12月2日、黒瀬氏のツイッター上にてリリース文が公開されました。これを受け、12月9日に本記事を公開いたしました。


2. お願い
11月17日19時頃から11月18日16時30分頃にかけて本団体ウェブサイトから書面「〈訴訟２〉判決｜東京地方裁判所」をダウンロードされた方におかれましては、当該書面を削除いただき、二次流出の防止にご協力いただきますようお願いいたします。


3. 対応
   黒瀬氏の住所情報は11月18日にマスキング処理を行い、現在は閲覧できない状態にあります。12月2日に黒瀬氏のツイッター上にて公開されたリリース文を受け、12月9日に本記事を公開し、新たに以下のような対応を行いました。
   ・改めて代理人弁護士を通じ、黒瀬氏へ謝罪を行う
   ・本記事と本団体ツイッターにて当該書面の削除の呼びかけを行う
   ・訴訟書面ページ下部に本件についての注釈を追加する
   ・本団体ホームページ上で「情報公開活動における基本方針」を作成し公開する


4. 原因・再発防止について
   今回のプライバシー情報の流出の原因は、書面の公開を急いだことによるチェック体制の不備であると考えています。今後、業務フローの改善、情報公開前のチェック体制の強化などを行い、再発の防止に努めてまいります。
   
   本団体のウェブサイト上では、団体の発足時（2021年2月1日）より以下のような方針を掲載しています。
   
   「本サイトでは安西彩乃さんのパワーハラスメント被害をめぐる訴訟の経緯を公開します。これらの情報公開は、個別のハラスメント事例を通じて、一般に対しハラスメントに関する問題認識・知識を広く共有すること、類似の問題の渦中にある被害者に対し被害対応に参照できる情報を提供することを目的としています。当事者個人を糾弾するものではないためプライバシーに配慮し、個人名は経緯説明に必要な当事者に限り公開・それ以外はイニシャルでの表記とし、当事者住所等のきわめて個人的な情報はすべて非公開とします。」
   
   本件は、訴訟当事者のプライバシーへの配慮が欠けたために発生した事案であり、上記の方針から逸れるものであったことを十分に認識し、団体員一同深く反省いたします。この度、本団体の情報公開活動の内容や目的などを改めて確認し説明するため「情報公開活動における基本方針」を作成しました。以後、同様の事態を二度と起こさないよう努めてまいります。
   
   以上

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