2024-12-29 活動報告10
Be with Ayano Anzai 支援者のみなさま
日頃から本団体にご支援をいただきましてありがとうございます。第10回活動報告をお送りいたします。
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1. 訴訟の終結のお知らせ
2020年より始まった一連の訴訟は、2024年9月の<訴訟3>の終結をもってすべて終了しました。
<訴訟1>名誉毀損訴訟
2020年に合同会社カオスラが安西さんとnote株式会社に対し、告発記事の削除と賠償の支払いを求め提訴した〈訴訟1〉名誉毀損訴訟が2024年6月をもって終了しました。2023年8月に東京地方裁判所にて下された控訴審判決に対し、不服であるとして安西さんが上告手続きを、合同会社カオスラが上告受理申立て手続きを行っていましたが、双方ともに受理されず、控訴審判決が確定することとなりました。詳しい情報は「〈訴訟1〉名誉毀損訴訟の終了にあたって」に掲載しています。
<訴訟2>不当解雇・パワーハラスメント訴訟
2021年に安西さんが黒瀬陽平氏から受けたハラスメント、黒瀬氏およびカオスラとその社員・スタッフから受けた退職勧奨について提訴した〈訴訟2〉労働訴訟が2024年1月をもって終了しました。2023年5月に東京地方裁判所で下された控訴審判決に対し不服であるとして安西さんが行っていた上告受理申立ては受理されず、控訴審判決が確定することとなりました。
<訴訟3>名誉毀損訴訟
2023年にカオスラ社員F・スタッフKが安西さんに対し、ハラスメントや違法な退職勧奨について告発した記事の公開について提訴した<訴訟3>名誉毀損訴訟の判決言い渡しが2024年9月にありました。これに対し安西さんは控訴せず、原判決が確定しました。詳しい内容と団体の意見を「 すべての訴訟を終えて」に掲載しています。
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2. 支援金についてのご報告
税理士監修のもと決算報告書(2024年4月から2024年9月まで)を作成しましたのでご報告いたします。
2021年2月の団体発足から2024年9月末日までの支援金総額は以下となります。
支援金総額 ¥4,350,588(目標金額 ¥4,500,000 ※2024年4月1日改訂)
これまで多大なご支援をいただき、誠にありがとうございます。
いただいた支援金は、これまで3件の訴訟費用のほか、安西さんの医療費、団体の活動に伴う諸経費等に利用させていただきました。(詳細はこれまでの決算報告書を参照ください。)今後も団体の事業計画に則った活動費用として団体が責任を持って管理・使用し、税理士による監修のもと定期的に決算および報告を行います。
3. 団体の近況と今後について
2024年9月には、安西さんのすべての訴訟が終結しました。
ハラスメント被害を公表しスラップ訴訟の提起を受けた安西さんの訴訟にかかる費用や対応をサポートすることは、当団体の発足当初より、常に最大の活動目的でした。皆さまからいただいた応援と支援により、安西さんと私たちは訴訟費用等を理由とした妥協をせずに、長期にわたる訴訟にも気力を保って臨むことができました。みなさまから受け取る応援のメッセージや連帯の表明が私たちの原動力になっています。暖かな応援と支援をいつもありがとうございます。
安西さんは2020年以降の数年間、一連のハラスメント被害、告発、訴訟等のストレスによりうつ状態にありましたが、現在は精神的にも身体的にも十分に回復しました。本来のエネルギーを取り戻し、問題以前よりも視野が広がったことを前向きに捉えています。
今後も本件に関する安西さんや当団体への訴訟提起の可能性はゼロではありませんが、最大限の力を尽くしてくれた山口弁護士と、応援と支援をくれた皆さまのおかげで、今後も毅然と立ち向かえば大丈夫だという心持ちでいられます。
当団体では休止期間を経て今年4月より活動体制を見直しました。定期的に設けているミーティングの場では、かつてはハラスメント問題や裁判といったシリアスなテーマが中心的な議題となっていましたが、最近ではそれぞれの興味関心や日常の中での気付きなど、メンバーの個人的な感性に基づく話題が増えました。こうした一見すると団体の活動に直接的には関係しないように思われる事柄も気軽に共有し合うことで、新たな活動のテーマが見つかることもあり、このやり方は団体の活動に良い影響を与えているという実感があります。
また、この半年ほどは、団体で文章をリリースする際に各々が書きたい内容を持ち寄り、話し合いながらひとつの文章を作成するというプロセスをとっています。一人一人の考えを整理しながら言葉にするのは時間も労力もかかりますが、団体としての意志や問題意識を都度明確にできる大切な時間となっています。
これまでは団体の活動の主軸として訴訟対応のサポートとそれにまつわる情報発信に取り組んできましたが、今後はより自分たちらしいテーマを掲げて活動の幅を広げていけることを楽しみにしています。現在は安西さんと団体メンバーでアイディアを持ち寄り検討している段階ですので、具体的な活動内容が決まり次第、追って報告いたします。
ハラスメント被害を公表しスラップ訴訟の提起を受けた安西さんの訴訟にかかる費用や対応をサポートすることは、当団体の発足当初より、常に最大の活動目的でした。皆さまからいただいた応援と支援により、安西さんと私たちは訴訟費用等を理由とした妥協をせずに、長期にわたる訴訟にも気力を保って臨むことができました。みなさまから受け取る応援のメッセージや連帯の表明が私たちの原動力になっています。暖かな応援と支援をいつもありがとうございます。
安西さんは2020年以降の数年間、一連のハラスメント被害、告発、訴訟等のストレスによりうつ状態にありましたが、現在は精神的にも身体的にも十分に回復しました。本来のエネルギーを取り戻し、問題以前よりも視野が広がったことを前向きに捉えています。
今後も本件に関する安西さんや当団体への訴訟提起の可能性はゼロではありませんが、最大限の力を尽くしてくれた山口弁護士と、応援と支援をくれた皆さまのおかげで、今後も毅然と立ち向かえば大丈夫だという心持ちでいられます。
当団体では休止期間を経て今年4月より活動体制を見直しました。定期的に設けているミーティングの場では、かつてはハラスメント問題や裁判といったシリアスなテーマが中心的な議題となっていましたが、最近ではそれぞれの興味関心や日常の中での気付きなど、メンバーの個人的な感性に基づく話題が増えました。こうした一見すると団体の活動に直接的には関係しないように思われる事柄も気軽に共有し合うことで、新たな活動のテーマが見つかることもあり、このやり方は団体の活動に良い影響を与えているという実感があります。
また、この半年ほどは、団体で文章をリリースする際に各々が書きたい内容を持ち寄り、話し合いながらひとつの文章を作成するというプロセスをとっています。一人一人の考えを整理しながら言葉にするのは時間も労力もかかりますが、団体としての意志や問題意識を都度明確にできる大切な時間となっています。
これまでは団体の活動の主軸として訴訟対応のサポートとそれにまつわる情報発信に取り組んできましたが、今後はより自分たちらしいテーマを掲げて活動の幅を広げていけることを楽しみにしています。現在は安西さんと団体メンバーでアイディアを持ち寄り検討している段階ですので、具体的な活動内容が決まり次第、追って報告いたします。
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今後とも本団体の活動に関心を寄せていただけると幸いです。
Be with Ayano Anzai